ファクタリングについて

ファクタリングの意味や仕組みを紐解きわかりやすく図解でご説明させていただきます。

ファクタリングとは?

  1. ファクタリングとは、売掛債権買取業務と言います。
    決済期日前に売掛債権を第三者に譲渡するなどの行為を行い、資金の調達をする事です。企業の売掛債権を総合的に管理するサービスです。
  2. 調達できる資金の額は、売掛債権の信用力に依って勘案されます。
  3. 売掛債権買取は、売掛債権が出来上がったすぐにできるわけではありません。検収が終わり売掛債権の額面が確定した後に行う場合が通例です。
  4. ファクタリングは欧米で発達した貿易金融システムです。(国際ファクタリング)欧米や国際間のファクタリング業務は日本国内に比べ莫大な取引量が行われています。
    売掛金を主な対象として譲り受ける事によって(債権譲渡)支払人の信用リスクと回収管理業務を併せて引き受ける総合的な債権管理システムです。ファクタリング企業を債権買取会社と呼称するのはこのためです。

売掛債権とは

売掛債権流動化にかかわる財務ソリューションとして

  • 売掛債権の証券化
  • ファクタリング
  • 売掛債権担保融資

について以下、ご説明します

売掛債権流動化について

  1. 売掛債権証券化において企業は保有している売掛債権を特定目的法人(SPV)に譲渡する事で、その対価として資金を受け取ります。SPVとは売掛債権を買い取り、資産を生み出すキャッシュフロー(ここでは決済期日に入金される代金)を根拠として証券を投資家に発行する事業者で、証券化にあたり企業を投資家の媒介役を果たします。(金融商品取引法)
  2. ファクタリングにおいても企業が売掛債権を譲渡する事によって発生する資金を受け取ることは同様です。この場合は譲渡先がファクターと呼ばれる企業となります。証券化とは異なりファクタリングは相対取引が基本です。ファクターは売掛債権を多数の投資家に転売するのではなく、売掛先から債権を回収します。
  3. 売掛債権担保融資では、売掛債権の信用力を担保にして融資を受け取ることで資金を調達します。この方法は融資なので何らかのタイミングで調達した資金を返済する必要があります。また、売掛債権が果たす役割が2つのソリューションとは異なります。売掛債権は売却されるのではなく、債券不履行時の弁済手段として売掛債権が譲渡担保されます。(貸金業法)

売掛債権買取会社(ファクター)とは

ファクタリング会社は企業が売掛先に商品などを売って得た売掛債権や手形を割り引いた価格で買い取ります。その管理や回収業務を行うと共に、売掛先の信用を調査して判断に基づいて貸し倒れリスクを引き受け、売掛金に対する前払い金融を行います。売り手企業にとっては売掛代金の回収というわずらわしい業務を省く事ができ、貸し倒れリスクも軽減できる事になるメリットが発生します。